「ピンクシャツデー和歌山」似顔絵コーナーでピンクシャツデーのグッズを配布しました。

和歌山で活動しているそらねこさんが住宅展示場で似顔絵コーナーを開設してるのですが、そこでピンクシャツデーのグッズを配布してくださいました。

 

「缶バッジ置いたら、似顔絵の待ち時間に手に取って持って帰って下さってます♡」

 

*そらねこさんは「ピンクシャツデー和歌山」代表で、「アリスねっと」会員でもあります。

 

 

・・・・・以下中園直樹氏からのメッセージ一部です。・・・・・・・

 そらねこさんは、私が2011年にピンクシャツデーを普及し始めた当初に、私からお願いしてピンクシャツデーのイラストを描いてもらっています。2011年当時、そらねこさんがピンクシャツデーのイラストを描いてくださるまでは、ピンクシャツデーで画像検索しても、何一つ検索にひっかかりませんでした。なので、そらねこさんのピンクシャツデーイラストが画像検索の検索結果に出てくるようになった時には本当に感動したことを覚えています。

 

 そして何よりも、今も同じ苦しみの渦中にいるあなた、あなたは一人ではありません。私も十年以上いじめられ続け、絶望的な孤独の中、毎日のように自殺を考えていました。ですが、今や私以外にも、日本中に、そして世界中に「いじめ反対」に賛同する数えきれないほどの仲間がいます。このゴールデンウィーク中に限っても、愛媛でも千葉でもピンクシャツデーの活動が行われています。皆、大切な仲間です。あなたは決して一人ではありません。だからどうか生きてください。

 

 今も加害者に捉えられ、いじめられ続けているあなた、あなたはかつての私です。長期休みになるたびに「学校が始まった方が、授業時間いじめられなくて済むから、まだ学校の方が楽だ」と絶望の底に突き落とされているあなた、あなたはかつての私です。あなたの苦しみは私の苦しみです。あなたの痛みは私の痛みです。それでも、幼稚園から大学までいじめられ続けた私でも、こうして今多くのいじめに反対する仲間がいます。そして、いままさにいじめられているあなた。あなたも私達の大切な仲間です。だから、どうか、どうか、生きてください。

 

 今はまだ届かないかもしれないけれど、きっといつか必要としているすべての方々に、この声が届くことを信じて、2016年のゴールデンウィークのピンクシャツデー活動のご報告に代えさせていただきます。

 

  2016年5月6日 中園直樹