2012年2月29日世田谷

第1回目はこうして開かれた

 それ以前の普及活動については中園直樹さんのHP詩と小説の小箱でご確認ください。

小説家で詩人の中園直樹さんが普及に努めました。


中園さんは自身いじめに
10年あい、その体験を元に小説「オルゴール」を執筆しました。

多くの若者が読み、トータル20万部購入されました。

2002年から中園さんは当時教員をしていた天野(現天野塾・和室すたじお天野家代表)のホームページの掲示板に悩みを書き込んだ子供たちに無料でアドバイスを書いてくれてました。

 私もまた自身のホームページの掲示板で無料の相談をしていました。

私も子供のころ血を吐いて学校に行けなくてオール1だったり、反動で切れていたり、、でも大学卒業後最初の職場が青少年相談所で、様々な問題を抱える子供と接するようになり、その後も不登校やいじめの問題とかかわるようになりました。

2007年、私が介護で体をこわし早期退職した後、互いの知人の詩人が知り合い同士だったこともあり、活動を共にし始めました。


ピンクシャツデーをどうしても日本で開催したいという中園さんの熱意をくんで、本当に2週間前、天野家が場所を提供し、急遽開催が決まりました。

中園さんは、いじめに関することでお金を取りたくないということだったので、運営費がどうしても出ないので、関係者が皆詩を書いていたことから、天野が「ピンクシャツデー詩の朗読会にしては」、という提案をして詩の朗読会としてとにもかくにも始めようとしたのです。

以後、営利目的、特定の政党、企業と深くかかわらない活動を目指すようになりました。

2012.2.29こうして第1回ピンクシャツデーが日本で開催されました。

 

  文責 天野幸道

 

第1回目の様子です。内容が分かるように当日の式次第を掲載いたします。

1:開会の言葉、PSDについて・・・・・中園さん   

 anuritoさんの本の紹介、中園詩の朗読

2:申込者朗読

3:ピンクシャツデーの詩①、中園さん、佐藤さん、葛原さん

 休憩

4メッセージ

   藤重悟さん(京都大学特任教授)のメッセージ

   山本航暉さん(女性漫画家、「ゴッドハンド輝」の作者)のメッセージ

   武富健治さん(漫画家 ドラマ化・映画化された「鈴木先生」の作者)のメッセージ

5、参加者の発言(PSDについて、経験談、詩など)

 ポスターを描いた現役中学生の発言もありました。

6、ピンクシャツデーの詩②、中園さん、佐藤さん

7、閉会の言葉・・・・天野

会場の 生け花・・・華道家池田柊月さんです。

即興で絵を描いたくださった方・・・画家のトキンさん

いじめに負けないカンフーの演武・・・2010年全日本拳武杯組手優勝者のオオタユウサクさんの演武


本当にお金もなく、派手なイベントもできず、手作りで始めました。

大事なことはいじめにあった人たちの体験を語ることができたということです。それは実はものすごく苦しいことなのです。それでもあえてみなさんは語ってくれました。楽しく伝える、、そんなことはできません。それは分かってほしいことです。