ピンクシャツデーとは

日本ではあまり知られていなかったピンクシャツデー、この普及に勤めた第一人者は小説家の中園直樹さんです。
詳しくは中園直樹さんのHP「詩と小説の小箱」をお読みください。
中園さんは自身10年に及ぶいじめにあい、その体験を元に小説を書いたところ数十万の人がその小説を読んだのです。
 いじめを経験したものにしかわからない内容がそこにはあります。またどうしたらいじめがなくなるか、どうしたら子供の自殺を防げるか、中園氏の思いには頭が下がります。
中園氏がいなかったらピンクシャツデーは日本では知られることはなかったでしょう。
CKNW カナでのピンクシャツデーのページです。

以下はTOPとダブります。
 
 2007年のカナダでは新学期にピンクの服で登校した9年生(中学3年生)男子が「お前はゲイか!」といじめられました。
 それを知った12年生(日本の高校3年生)の男子2人がその日の内に50枚のピンクのシャツ等を購入し、メールや掲示板で友人知人等に呼びかけました。
 翌朝、二人は校門でピンクのシャツ50着を、呼びかけた人に配って着てもらおうと待っていました。
 ところがなんと、呼びかけ以上の学生がピンクの服やピン色の物を身につけて登校し学校中がピンクに染まりいじめがなくなりました。

 以後、毎年2月最終水曜が学校や職場にピンクを身につけて行くピンクシャツデーとして定着し、その後フェイスブックで賛同者が続出しています。
2010年には75ヵ国参加と、世界へ広まっているのです
           ・・・・・・・・・一個人の思い・・・・・・・・・・・
 現在日本では、中園氏の活動により、北海道から九州まで、ピンクシャツデーのイベントが広まっています。十勝、鹿追町、浦和、世田谷、愛媛、福岡、、、どんどん各地でピくシャツデーのイベントが行われるようになりました。
 中園氏が直接関わらないイベントも増えてきています。時にいじめをなくすためのイベントなのに商業主義に走ったり、いじめに対する認識が不十分なまま活動が行われたり、かえっていじめを助長してしまったり、本来の目標からずれてしまっている活動も見かけたりします。
「いじめられる側にも責任がある」「親が悪い」「学校が悪い」「どこにでもあることだ」,,,etc不用意な発言でどれほど多くの人が苦しみ、時に自ら命を絶ったことでしょうか、、。
 文章を書いている私はたいへん体が小さな人です。無意識のうちに人は見下げて物を言います。残念ながらそうでありました。
 胸に膿がたまり血を吐いて学校に行けずオール1であった小学校3年生、、、反動で切れまくった小学校5年生、気を引くために冗談ばかり言う少年、、。お恥ずかしい人生でもありました。
 通訳をしていた両親が年間200人もの外国の人を無料でお泊めしていた場所で暮らしていたためか、ずいぶん周囲から変わり者扱いもされました。
 それは介護で療休2年、職を失うほどの悲しみをすら与えました。退職後の世界は学校よりももっといじめへの認識が低く、いじめは学校や職場、ネットの世界はもちろんのこと、地域、ボランティア、保護者の世界、,etcまで広がりを見せ、収拾がつかない光景を目の当たりにもしました。
 中園氏と出会い、ピンクシャツデーの普及に協力したいと思った背景にはこうした経験もあったりします。
 どうかみんなでこの日本から世界から様々な偏見や差別、いじめを少しでも減らしていこうではありませんか。

ピンクシャツデーを自分も広めたいと思った場合の注意点:

 少数でいじめ反対を表明した場合、いじめ被害に遭ったり、いじめが深刻化して自殺に追い込まれる危険性があります。

 学生の人は信頼できる先生や生徒会などにご相談の上で、行うようにしてください。

 社会人の方で、はもしあなたが今職場で意地悪されていたら転職後などに行ったりしましょう。

『命』さえあれば人生やりなおせます。決して無理のない範囲で行ってください。


 PSDを広めようとするとかえってイジメられ、自殺する人も出てくる可能性を見過ごしてはいけません。

 ピンクシャツデーを広める活動に参加したり、もしくは着ることによっていじめられる可能性があります、ですから、一人ではやってはいけません。

 かならず、信頼できる大人の人、先生と相談しておこなってください。いじめとは、それほどデリケートなことなのです。

 活動の中で一人でも子供たちの命が犠牲になってはいけない、ということです。

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