新しいロゴに思いを込めて

フィリピンのピンクシャツデーの代表 Jereza はデザイナーでピンクシャツデー日本のロゴを作成してくれました。いじめは子供だけの問題ではありません。

 今一番自殺者が多いのは60代、もらえるはずの年金ももらえず、介護で苦しんでいる高齢者の方がたいます。日本を戦後経済成長へ向かわせたのにいわれのないいじめを受けています。

 セクシャルマイノリティの方がたへの理解もまだまだ不十分です。職場でも地域でも逃げ場がなく自殺に追いやられていく人たちが多いのです。

 日本は単一民族国家ではありません。人種の問題で悩んでいる人が沢山います。

 障がいを持っている人への理解もまだまだです。体だけでなく心の病を持っている人への無理解は多いです。

 なぜニュースでは通院履歴ありとか、偏見を助長するような書き方をするのでしょうか?

 いじめをする人は対象を人間だけでなく動物にも向けてしまいます。

 私たちの日本の昔の名前「やまと」は「やはと」から来たとも言われます。

 穏やかに人々が集う様を表しています。

 黒は仏教の僧侶が着る墨染めの衣のように、おごりや高ぶり高慢を捨てた、謙譲、謙虚を表しています。

 

 これらの話をJerezaとメールを通じて行い、このロゴを作成するに至りました。

 和は日本のことそして平和を意味します。子供、お年寄り、セクシャルマイノリティ、人種、障がい者 動物たちなど様々な人々がともにニコニコしている姿を願っています。

 

 私天野個人は子供のころ学校に行けずにオール1を取りました。両親は語学にたけ父は五か国語を母は三か国語を話し、年間200人の外国の人が泊まっていきました。

 そこでは様々な国、宗教を越え皆が穏やかに集っていました。

 ヒンドウー教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教の人達が同じ場所にいたのです。

 おかげで私は日本語もおぼつかないのにいろんな国の言葉を聞いて育ち、今でもうまく話せなかったり字を間違えたりします。

 

 この絵には私の切なる思い、願いも入っています。

いじめ反対を唱える人の中でさえ、派閥を作ったり、意地悪

をしたりする人もいます。

 だいたい、いじめ反対に主流も、反主流もあるなどおかしなことです。

 時代ともにいじめの形態も対処の仕方も変わってきます。

 一つのやり方だけが正しいなど言うことはないはずです。

心はいつも自由でありたいものです。

 様々な差別やいじめ反対への啓もう活動を支援していきたいと思います。

 HPで紹介したり、積極的にRTやシェアができるようにしたいのです。

 

 個人で関わってきたので、個人のアカウントであることをご容赦ください。

 

2016.7.8 文責 NPOカプラー理事 天野 として